本当に最後のピアノ発表会

今日はえっちゃんの芸術クラスの卒業演奏会。
朝ゆっくり起きてきて「体中痛い」って言ってきたので「熱は！？」と強く言ってしまった。
昨夜のライブで全身青あざ作って帰ってきたのでそれが原因。
みほちゃんが９時にうちに来るって言った時にはあと１０分ぐらい。
１月に学校でリハをしたとき、先生が「ヤマハのピアノを借りる何倍もする使用料がいるけど、スタンウエーを借りた」って話されて、それを聞いて「キャアー♪」「借りれるんー！？」と喜んだのはえっちゃんとめぐみちゃんだけだったそうで、他の子たちはキョトン。
試奏すると緊張感がなくなるでいややわって言っていたけど、スタンウエーを使うなら試奏は当然。
それにしてもまだ反抗期？めんどくさいだけ？なのか、細切れにしか話をしてくれない。
無事送り出してから化粧して出かける準備。
ちょっと前にファンデーションを変えたばかりで、塗ると厚化粧仕上がりになってしまって今日もそう。
厚化粧ついでに、目の周りもしっかり化粧した。
そのほうが泣いたら目の周りがパンダになるからいいけど。
四文まで車で行って１２時半開場のところを１２時前に到着。
あ！めがね忘れてきた！
取りに帰ろうかなあ？
前のほうに座れば見えるかな？でも前のほうにいるとギロッとにらまれるし困ったなあ。
でも取りに戻る根性がなくてそのまま開場待ち。
最初のほうは初心者の子が弾くでゆっくりやで遅い時間に来た方がええにっていわれていたけど最初からじっくり見た。
ちょっと前に、テレビでクラシックギター弾きの人が演奏をしているのを見たばかりで、クラシックギターの部活披露を見て感激☆
あんなん、目の前で弾かれたらぽわ～んとなりそう。
吹奏楽の演奏もあったけど舞台にえっちゃんはいないし、来月末にバンド維新で部員復活するから今日は涙なしで客観的に見ることができた。
一緒に行ったタイタイは、えっちゃんの高校の演奏を聞くのは初めて。
少な！って、そりゃあタイタイの母校の部員数に比べたら少ないわ。
コース発表になって、まず連弾。
連弾の曲って練習してたっけ？ってぐらい、覚えがない。
初心者＋経験者の組み合わせで、連弾はサウンドオブミュージックから。
その後、ソロ発表。
プログラムの前半は初心者の子が大半で、ハラハラしながら聴いていた。
このクラスに入ってから初めてピアノを弾いた子もいて、さやえすが初めて発表会に出たときを思い出した。
途中の休憩の後に、先生の連弾。
ピアノの鍵盤、端から端まで使ってすごいわ。
めぐみちゃんはショパンの革命とえっちゃんが去年弾いたワルツ。
実際にめぐみちゃんが目の前で弾いてるのを見るのは初めて。
これだけ弾けるのに音大に行かないのはもったいないなあと思いながら、だんだん緊張してきた。
途中で忘れて弾けなくなったらどうしよう？ってそればっかり。
最後。
ブレザーを脱いで出てきた。
うちで弾くみたいに足をがばーっと開いて弾いたらどうしよう？
いつも練習のとき、ワンコが横にいてフォーンフォーンとワンコが歌いだすのに今日はワンコがいないから調子狂うかも？
おかしな心配ばっかり。
もっと心配なのは、何かが乗り移ったみたいな弾き方になること。
発表会のときもそうだった。
まだアナウンスがされてないのにさっさとお辞儀をして椅子に座ってしまって、その後に紹介のアナウンスでまた立ち上がろうか？座ったままでいいのか？と舞台の上で半分座ったような立ったような格好で笑えて来た。
みんな姿勢よく座って弾いていたのに、やっぱり乗り移ったみたいな弾き方。
ミスタッチもなく、ためて弾くのもすごく上手。
泣いたらあかん！って言い聞かせていたので鼻水だけ出てきてた。
でも弾き終わってからは涙が止まらなくなって、横でタイタイがあーあ、またかってあきれてた。
そのすぐ後に、２～３年生の合唱でその後は３年生だけの合唱。
サプライズでえっちゃんが前に出てご挨拶。
担任の先生にも一緒に歌っていただきますって言って拍手で迎えたときには号泣。
その後のサプライズは、ホール入り口に花道みたいにして挨拶をしているからそこでまた号泣。
「もー！また泣いとるー」ってあきれてた。
今夜から深夜の練習がなくなる。